2019年藻場保全活動開始致しました。
今年はワカメの種作りからスタート!初めての試みです。
ワカメ藻場は成功しつつあります。江の島周りの岸壁にもかなりワカメが見えています。
そこから、メカブを集めて陰干しします。ここからワカメの遊走子(種)を出します。
カジメと同じ要領でチャレンジ!です。成功したら、江の島産ワカメの種ができます!
ワカメの種は、ネットやしゅろ糸に付着させて、日光が入らない袋に入れて11月位まで、海の中で休眠させます。
時化で流れちゃうと、悲しいので港の中や、新江ノ島水族館にも預かってもらう事にしました。
新江ノ島水族館さん、強い味方です!ワカメの胞子は、夏に弱いのですが、固い殻の様な物に覆われて夏をやり過ごします。と言っても、顕微鏡で無いと見れない世界のお話です。無事に夏を越してほしいですね~
藻場モニタリングの様子
モニタリングは1m四方の枠の中に、どれだけ海藻があるかなどで、被度を出します。
数字は予め決めているポイント№です。今年から活動範囲を広げて全部で10か所のポイントを観察していきます。
その中で、状況の良い場所を特定していきます。ワカメの種袋も海底に設置しました。昨年設置したカジメ石にもカジメの赤ちゃん付いてます!
5月の海底はまだまだワカメが沢山います。水温が高くなるとワカメは居なくなってカジメが成長していきます。
今年最初のモニタリングは成績が良いです。良い年になるかなぁ~