体験学習

私達は「学び」から環境問題に触れてもらいたいと考えています。小学生・中学生・高校生・大学生・社会人と様々な年齢に合わせた体験学習を開催しています。「もばを作ろう」「藤沢の漁業」と2つの大きなテーマを主軸に、楽しく学ぶをモットーとして「海の生き物タッチプール」や「ミニクルーズ」「さわってみようダイビング機材」など楽しみながら、漁業の現状や江の島の海底で起きていている磯焼けを学びます。EFPの体験学習は、江の島片瀬漁業協同組合と協力して行っています。

2タイプの体験学習

ご希望に合わせた体験学習

ご希望に合わせたカリキュラムをお作り致します。

体験される方々の年齢やテーマに合わせて体験内容を調整致しますので、ご相談ください。

近隣であれば、出張講義も承ります。

養殖ワカメの種付け体験

EFPでは、2024年1月7日「ワカメの種付け体験」を開催いたします。江の島で唯一の養殖漁業である、ワカメの養殖体験メインに、今江の島の海底で起きている『磯焼け』を楽しく学びイベントです。


体験学習で環境問題に向き合う意義

自分には関係ない?

どこかで見たこと・聞いたことがあるSDGs。自分には関係ないやと思っている方が多いと思います。

しかしEFPが環境問題に取り組み始めて9年… 海の中は悪くなる一方です。

少しでも、環境問題を身近に感じて頂ける様に、まずは楽しく体験しながら、海の豊かさ・楽しさ・大切さを伝えていきたいと考えています。


SDGsって?

2015年に国連で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals)は、日本語にすると「持続可能な開発目標」という意味になります。この目標は、2030年までに達成すべき世界共通の目標であり、貧困、福祉、教育、人権、環境など、様々な分野の目標が17個定められております。「世界の話で自分には関係ない」と他人ごとのように思われがちですが、17個の目標は直接的または間接的に我々の暮らしと密接に関係しています。


五感を使って環境問題に向き合う。

江の島の海中は、とても綺麗で、小さな生物も沢山います。しかしゴミも沢山あります。

海水温も年々高くなり藻場は減少、カジメ・アラメは全滅してしまいました。漁獲高も悪くなる一方です。日本の食料自給率は37%、神奈川県は、わずか2%です。東京は1%しかありません。このままだと、お魚も食べられなくなってしまいます。

環境問題は一人で出来る事はとても小さな事ですが、その小さな事の積み重ねが未来に繋がります。難しく考えずに、五感で江の島の海を感じてみましょう!

「漁業を体験する。お魚を触って食べる。ワカメの種を付けたり、刈り取ったり…」

EFPでは、このように楽しみながら、環境問題に向き合っていただければと思っています。